受験について
ボイラー技士試験の受験に必要なものは、ここでわかります!
受験前の準備
難易度・合格率
試験の難易度についてですが、試験内容は筆記試験が5択の筆記マークシート方式で基礎的な知識4科目についての問題が各科目10問出題されます。
試験実施回数については毎年、一級は毎年6~7回ほど、二級は毎月(年間約12回)実施しております。
合格ラインは各4科目40点以上で、なおかつ4科目合計点が60%以上(合計400点中240点以上)の取得が目安です。
合格率については受験者の約60%が合格しています。
出題範囲
ボイラー技士試験の出題範囲ですが筆記試験については全4科目各10問出題されます。
①ボイラーの構造に関する知識
・熱及び蒸気
・種類及び型式
・主要部分の構造
・材料(一級追加範囲)
・据付け(一級追加範囲)
・附属設備及び附属品の構造
・自動制御装置
②ボイラーの取扱いに関する知識
・点火
・使用中の留意事項
・埋火
・附属装置及び附属品の取扱い
・ボイラー用水及びその処理
・吹出し
・損傷及びその防止方法(一級追加範囲)
・清浄作業
・点検
③燃料及び燃焼に関する知識
・燃料の種類
・燃焼方式(二級のみ出題)
・燃焼理論(一級追加範囲)
・燃焼方式及び燃焼装置(一級追加範囲)
・通風及び通風装置
④関係法令
・労働安全衛生法
・労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規則中の関係条項
・ボイラー及び圧力容器安全規則
・ボイラー構造規格中の附属設備及び附属品に関する条項
※ ( )記載以外一級、二級ともに出題項目は共通
出題範囲は広いですが、基礎的な用語の意味を理解していればどれも難しくない問題ばかりです。
出題形式
ボイラー技士試験では、全4科目各10問の問題が出題されます。
問題は5つの選択肢から1つを選ぶ筆記マークシート形式となっています。
合格条件
ボイラー技士試験に合格するには、以下の条件を満たす必要があります。
・各4科目40点以上で、なおかつ4科目合計点が60%以上(合計400点中240点以上)取得。
一番理想的なのは全項目しっかりと内容を把握することです。
そのためにも、勉強する場合は「苦手項目を作らない」ようにすることが大事です。
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いざ受験!
受験資格
一級ボイラー技士については以下の条件に当てはまる方が対象です。
(1)二級ボイラー技士の免許を受けた者
(2)学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校等でボイラーに関する学科を修め卒業した者で、その後1年以上の実地修習を経たもの
(3)熱管理士免状(エネルギー管理士(熱)免状も該当)を有する者で、1年以上の実地修習を経たもの
(4)海技士(機関3級以上)免許を受けたもの
(5)ボイラー・タービン主任技術者(1種,2種)の免状を有する者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの取扱い経験者
(6)保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの取扱い経験者
※二級ボイラー技士については受験資格は特に不要です。
試験日程・場所
ボイラー技士試験は現在、試験については一級・二級ともに各エリアの安全衛生技術センターで試験を受けることができます。
開催回数については一級が年間5回~6回程、二級は毎月実施で年間約12回実施されています。
日程詳細については「公益財団法人 安全衛生技術 試験協会」のホームページにてお問い合わせください。
また、試験が実施される各エリアの安全衛生技術センターがお住まいの地域から遠方の人のために出張試験というものも実施されています。
詳細については同じく、上記ホームページにてお問い合わせください。
申込方法
各試験の2ヶ月前から受け付けを開始しており、願書をまず受験者各自で各試験会場である安全衛生技術センターに貰いに行くもしくは、
郵送にて請求の上、願書受付期限までに提出を行う必要があります。また、受験手数料として6,800円(非課税)がかかります。
郵送にて請求の際は請求する申込用紙の枚数に応じて別途、以下の切手代が必要になります。
※1部の場合205円、2部の場合250円、3~5部の場合400円、6~10部の場合600円
受験方式
ボイラー技士試験は、筆記の5択からなるマークシート方式で行われます。
また、計算問題については計算機の使用が可能です。
必要な筆記用具以外はすべて鞄に仕舞う必要があります。
合格発表
受験から約一週間後にそれぞれ試験を行った安全衛生技術センターのホームページにて公表されます。
合格のために
ボイラー技士試験に合格するために、ボイラー技士対策アプリで勉強しましょう!
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